コートと13タイプイメージ
こんにちは。
色とヨガの個人サロンshalaのオーナーAikoです。
日に日に日が落ちるのが早くなりますね。
秋の夜長、皆さんはどんな風に過ごしていますか。
ファッション情報サイトをネットサーフィンする方も少なくないかもしれませんね。
今日は、そろそろ気になるアウターのイメージタイプについてお話しします。
イメージとは
ものには、イメージ(印象)が備わっています。
例えば、胡蝶蘭の花をみて、華やかだなとか、鈴蘭の花をみて、可愛らしいなとか感情が湧きます。
「華やか」「可愛らしい」などがそのものに対するイメージです。
同じように、私たちにもイメージがあり、
私たちが纏う衣服にもそれぞれイメージがあります。
私たちそれぞれがもつ固有のイメージと衣服のイメージがマッチすることで、「似合う」が生まれます。
※shalaでは、イメージタイプ診断を行っています ▷ https://shala.jimdosite.com
私たちのイメージは、お顔のパーツの形や大きさ、体全体の肉感や骨格から導き出されます。
衣類については、色(パーソナルカラーと配色)、形(シルエット)、柄(模様)、素材(生地感)の4要素の組み合わせにより導き出されます。
基本のイメージタイプ
ここからは、コートの種類の基本のイメージをお伝えします。
トレンチコート
▷ イメージタイプ[クラシック]さんが得意
クラシック:伝統的で正統派な着こなしが得意なイメージタイプ
トレンチコートとは、
元は、イギリス陸軍が塹壕(ざんごう:トレンチ)戦用に、開発・採用したもので、エポーレット(肩章)をはじめ、ストーム・フラップやチン・ストラップ、D環など、機能性と形の上で最も美しく仕上げたレインコートです。現代では、それらのディテールのひとつひとつがおしゃれにつながっています。
生地は、バーバリーに代表される、防水綿ギャバジン製が一般的です。
ダッフルコート
▷ イメージタイプ[カジュアル]さんが得意
カジュアル:気取らず、アクティブなスタイリングが得意なイメージタイプ
ダッフルコートとは、
労働者の作業用防寒衣料としてうまれたもので、起源は諸説ありますが、この織物’ダッフル生地’の原産地にあたる、ベルギーの一都市アントワープ近郊の地名’duffel(ダッフル)'に由来していると言われています。
ボタンではなく、’トルグ’と称される留め具、フード付き、ストームパッチを備えており、市販されているダッフルコートの基礎はイギリス海軍用の製品だと言われています。そのため、あらゆる制服の上に着用できるよう、ゆったりとしたサイズ感になっています。
モッズコート
▷ イメージタイプ[カジュアル]さんが得意
カジュアル:気取らず、アクティブなスタイリングが得意なイメージタイプ
モッズコートとは、
欧米では「フィッシュテールパーカー」とも言われる、軍用パーカー「M-51」のこと。
フィッシュテールと言われる燕尾状の裾の形状が特徴的なコートで、その他、フード、ハンドポケット、ショルダーループが備わっています。
市場では、より防寒性を意識して、フード部分ににファーをつけたものも多く出回っています。
ムートンコート
▷ イメージタイプ[エスニック]さんが得意
エスニック:民族調の個性的な着こなしやワイルドさを感じるスタイルが得意なイメージタイプ
ムートンコートとは、
羊の毛皮で作ったコートのことです。
動物愛護の観点から、リアルムートンに似せた、フェイクムートンも市場には多く出回っています。
ファーコート
▷ イメージタイプ[アバンギャルド]さんが得意。
アバンギャルド:華やかで個性的なスタイリングが得意なイメージタイプ。
ファーコートとは、
毛皮(ファー)で作られたコートの総称です。
こちらもムートンと同様に動物愛護の観点から、近年ではフェイクファー(エコファー)の注目が高まっています。
ステンカラーコート
▷ イメージタイプ[クリア]さんが得意
クリア:透明感のある、シンプルな着こなしが得意なイメージタイプ
ステンカラーコートとは、
タウンコートとしてシンプルであることが特徴のコートです。「ステンカラー」は日本での呼び方、英語では「バルマカーン」と呼びます。
ピーコート
▷ イメージタイプ[クールカジュアル]さんが得意
クールカジュアル:爽やかさを感じる、軽快な着こなしが得意なイメージタイプ
ピーコートとは、
水夫の作業着から生まれた紺色のメルトン製ハーフコートのことです。語源は、オランダ語の’ピイェッケル’を英語化したもので、「ピイ=地厚な毛織物」「エッケル=ジャケット」を意味します。
チェスターフィールドコート
▷ イメージタイプ[シック]さんが得意
シック:上質なものを、少しの遊び心を持って渋く着こなすのが得意なイメージタイプ
チェスターフィールドコート(チェスターコート)とは、
長めの着丈で、ウエストに絞りがあり、胸ポケットが付いている、フォーマルとして代表的なコートです。19世紀中頃、英国の’チェスターフィールド6世伯’にちなんだ名称です。
ライダースジャケット
▷ イメージタイプ[マニッシュ/ダンディ]さんが得意。
マニッシュ/ダンディ:ハードなアイテムを着こなすことが得意なイメージタイプ
ライダースジャケットとは、
オートバイに乗るときに着用する機能性ジャケットで、革製で着丈は短く袖は長いもの、袖口や腰回りは風よけのジップやボタンがついています。
ラップコート
▷ イメージタイプ[ナチュラル/エレガント]さんが得意
ナチュラル:天然素材をそのまま生かした着こなしが得意なイメージタイプ
エレガント:流れるように、優雅な着こなしが得意なイメージタイプ
ラップコートとは、
生地同士を留めるボタンはなく、サッシュベルトなどを使い、体に巻き付けて着用するコートのこと。
画像はファッションコーディネート - WEARさんからお借りしています。
ここまでに記載したイメージは、基本のイメージです。
ご自身のイメージタイプと別のイメージタイプの位置にあるからといって、全く着れないということはありません。
形はこのままでも、色・柄・素材が変われば、イメージタイプも変わっていきます。
また、組み合わせるアイテムでも印象は変化します。
応用例
トレンチコートを例にして応用してみます。
こちらは、ハイゲージのシンプルなハイネックニットとセンターシームのパンツに表革の小物を合わせた、定番の着こなしです。
こちらのように、ボーダーカットソーにデニムサロペットのカジュアルなスタイリングに合わせると、堅く見えがちなトレンチコートもカジュアルアップします。
こちらは、トレンチコート自体をアレンジしたものです。とろみのある柔らかい生地を使用したり、裾にシフォンを縫い付け、ボタンを無くすことで、エレガントな印象のコートになります。合わせる小物にパールや透明感のあるバッグを用いていることで、より優雅な印象になりますね。
まとめ
店頭に並ぶコートを見ると、ついついアレもコレも欲しくなりますよね。
そろそろしまってあったコートを引っ張り出して、
先ずはお手持ちのコートのアレンジを考えてみるのも、楽しいかもしれません。
ご自身が表現したい自分に合わせて楽しく、アウターを選びをしてみてくださいね!
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自分の軸を知っていることで、似合いやすいアイテムと、似合いにくいアイテムをどうアレンジすれば良いのかが分かりやすくなります。
ご自身のイメージタイプを知りたいかたは、こちらからどうぞ。
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